くだらないのなかに

くだらないことばかりです

アスぺに急がせない、焦らせない、質問攻めにしない、が前職で学んだことです

 

しゅりです。

 

 

今日は休日出勤でした。

でも代休取れるから全然いいです。前職に比べたら天国なの??ってぐらい働きやすい職場で本当にノーストレス。今はライターさんが不足しているので取材とか出てるけど、初めての管理部で、ライターと平行してゆっくりと業務も教えてくれるし、非常にありがたい・・・・・・。涙しかない。

しいて言うなら給料は安い。でもボーナスもあるらしいから、ボーナス時期までまずは頑張ります。まあ薄給でも楽しく生活する知恵をもつことが大事。お金はあると便利だけど金持ちが幸せではない。今話題のダイアナ妃のエピソードをテレビで見てそう思う。あんなに裕福でも、心が満たされないと蝕まれるのですね・・・・。

 

前職の話でもしましょうか。ネタでしかないことがたくさんあります。

 

私の地元は雪深く湿気気味の土地です。

そこから車で約3時間ちょっとのところで勤務していました。最初の印象は「寺以外なんもねぇ」。住めば都とは上手く表現されてますね。まさしく住めば都、めちゃめちゃ良いところでしたよ。超おすすめ。N県ですよ。海なしの山ばかり県です。スキーヤーに人気で結構若い人が移住する場所でした。このまま住み続けることも考えましたがまあ縁あって地元に戻りました。

 

前職は現在と同じく出版社で、地元のちょっとした有名なタウン誌が主でした。20数年の会社ですかね。取材に行くと、「あら〜○○?!昔から見てるわ〜有名よね〜〜」みたいな感じで、年配の方に人気があるような雑誌です。

ただ、過去の素晴らしい栄光にすがりついて、時代の流れを全く汲まない。古い慣習や人事配置からなかなか抜け出せず、「あのころはすごかった。だから今もうちの雑誌は価値がある。文句言うような奴はこっちから願い下げだ」見たいな悪い考えが、今もなお続いているような会社でした。

 

私は初めての会社であり、自分自身要領が良い方ではないので、すぐに「この会社やべえ」とは分からず。一緒に入社したゆとりデザイナーが「最初からやばいと思ってました〜入社した初日から思ってました〜ぁ」とか言ってたからびっくりしたほどでした。私何も考えてなかった・・・・ただただ緊張の連続で、周りを見る余裕さえなかったよあんた若いのにすごいな。

 

そんな会社で編集部で入社しまして、最初は訳も分からぬままコピー起こしやリライト作業を淡々と行いながら、右も左も分からぬ新入社員に特集企画のラフを自由に切らせるという、教育もへったくれもない破茶滅茶な会社でした。(でも大部分の会社がそんなものかな。今の会社も経験があるから段取りや優先順位が分かるけど)

 

結構思い出深いのは下請けの仕事を任されたときです。

全128Pくらいあるガイドブックの仕事を丸投げされて、1ヶ月ほどでパニックになって日曜日に一人会社のデスクで黙々と作業をしていて、とうとう爆発して父親に泣きつき、父親はその日すぐに新幹線で駆けつけてくれ、どうやったらそのガイドブックを校了させるかの段取りなどをうちの会議室のホワイトボードの前で延々と語ってくれたこともありました・・・・・・。

そのガイドブックは書店の「こと○っぷ」や「る○ぶ」などと並ぶようなもの。

新入社員の私は、東京から来てくれた向こうの編集部の方と打ち合わせをしながら、なんの話だか意味不明でしたが、分かったふりをして、「あ〜」やら「ふむ・・・ふむ・・・??」とか、うなづいているだけで精一杯でした。

その一緒に打ち合わせしてくれた同僚の編集者がその1ヶ月後に退職してしまったのです。残された新入社員の私が引き継ぎなしに任されてしまった訳です。

私の上司がいわゆるアスぺ気味で、スケジュール管理や後輩の教育などにはとんと無頓着で、(きっと悪気はない。なぜならアスぺだから)「頑張ってねぇ〜(にっこり)」てな感じで、必死の私のSOSもどこ吹く風。「え・・・・ええ・・・・??」と、新入社員で何も分からないこそ、現場を止めて話し合うことも、自分が置かれている立場がどれだけ過酷かも、校了にもっていく具体的な解決策も、何一つ分からないまま一刻一刻、時間だけが過ぎていきました。

 

父親にヘルプを求め、その翌日、「会社としてこのような対処をしていただけなければ退職せざるを得ません」と連絡し、会社はやっと重い腰をあげて動いてくれたのです。(会社の資金不足でライターが雇えない、社内カメラマンも自由に調整できない、そもそも人員が圧倒的に不足しているため、日程の調整を出版社と検討し合う、などの問題を一時的に解決できるような案。一時的なので、その場しのぎですが・・・・)

 

なんかもうそのアスぺ上司が強烈過ぎて、ガイドブックのスケジュールが過密とか、社内のスタッフ不足とか、屁みたいな問題なんすよね。

「しゅりちゃん、もうそろそろ帰ったら〜?明日すればいいよぉ(悪気なし)」とか、「ん〜〜〜・・・あっ、今忙しいからあとで!(あとで、は一生来ないことを知りました。アスぺを質問攻めにすることが一番ダメ。彼ら彼女たちは自分の中で処理ができず一杯いっぱいになった時に突拍子もない発言をしてしまう・・・・・気がする。処理キャパも狭い)」

語弊がありますが、アスぺであることが問題ではなく、アスぺの疑いがある人を、役職が付くような、誰かを教育するような場所に配置させたらアカン・・・・みんな不幸になる

 

例えばめちゃくちゃ高いお給料をもらっても、もう前の職場には戻りたくないですね。

仕事してる人の目がみんな淀んでるのが辛くて。

「これおかしいな?」ってのは多々あるのに、長年いる人が、これが正しいのかもしれないと洗脳されて、おかしいことがおかしくないことになってる感じが、すごくいやでした。

なんか気味が悪かった。

 

 

 

 

今の職場で前の職場の悪口はあんまり言わないと決めたのですが

私の中でずっとくすぶってます。ブログに書いちゃってすみません。

 

 

明日も取材です。頑張ります。

 

そろそろお風呂に入ろう〜〜

 

では、おやすみなさい。